どうしてもゲットしたい異性がいる場合、恋愛成就テクニックとして「認知的不協和」の有効活用がおすすめです。
あまり聞きなれないこの「認知的不協和」というキーワードですが、どのように恋愛関係に反映させていけば良いのでしょうか？
目次
「認知的不協和」とは一体どういうもの？
「認知的不協和」は心理学用語のひとつ
そもそもの「認知的不協和」とは、心理学分野で使用される専門用語です。
分かりやすく説明すると、「自分の心の中ある矛盾点を解消させようとする心理」のことです。
心の中で思っているとことや考えていることと、実際の行動が食い違ってしまうことは、人は少なからずあるものでしょう。
それを解決しようと、人は意識的にも無意識のうちにも行動していることがあるのです。
自身の心理状況と現実をすり合わせるために、辻褄合わせを行っていると言っても良いでしょう。
有名なエピソード「すっぱいぶどう」
イソップ童話の「すっぱいぶどう」の話を知っていますか？
これは、「認知的不協和」が顕著に表れたエピソードのひとつです。
美味しそうなぶどうを見つけたキツネが、どうやっても木の上のぶどうを取ることが出来ず、「どうせあのぶどうはすっぱくて美味しくないのだ」と捨て台詞を吐くストーリー。
内心では欲しいと思っているもの、実際の行動で実現することが出来なかったため、この矛盾を解消するため、負け惜しみとも取れるセリフを口にしてしまうということです。
恋愛に「認知的不協和」を取り入れるテクニック
自分に無関心な人の心を惹きつける
恋愛テクニックとして「認知的不協和」を取り入れるということは、片思いしている異性の意識を変えるということです。
このテクニックを使用すれば、相手が自分に対してあまり興味を持っていない状態や、異性として意識していない状態を脱却していけるかもしれません。
日々のちょっとした言動を変えてみたり、服装やメイクなどの雰囲気をいつもと違うものにしてみたりします。
そうすると、相手は「今日はどうしたんだろう？」と、まずあなたの異変に単純に気が向きます。
いつもはさばさばしている人が、フェミニンなスタイルに切り替えていたら、その理由を知りたくなるのは当たり前の流れです。
どのような方式でも良いので、まずは相手に「どうしたんだろう？」という気持ちを抱かせるのがポイントです。
普段とのギャップがあるほど、相手はそのずれに対して意識を向けやすくなります。
自分の中のあなたと、現在のあなたの矛盾に対して、自分なりに落とし込もうとします。
これは意識的でも無意識でも構いません。
これが「認知的不協和」です。
もやもやとした気分を相手の中に残せれば、第一ステップは大成功と言っても良いでしょう。
相手のもやもやを解決する手助けをする
「認知的不協和」として、相手にあなたの普段とのギャップを見せます。
そのことで、相手は自分の中の矛盾と現実の境目で、無意識にももやもやを感じていることでしょう。
このままもやもやにしておくのでは、効力の高い恋愛テクニックとは言えません。
更に一歩踏み込んでいくためには、相手の中にあるもやもやの解消サポートをするのです。
いつもより少し近い距離で話してみる、目を見て笑顔であいさつをする、飲み会で気さくにボディタッチをしてみるなど、ちょっとした接近を試みてみてください。
相手があなたを意識しやすくなる環境を作っていくのです。
このもやもやが生まれるのは、あなたのことが好きなせいかもしれないと、少しでも相手が感じれば大成功です。
認知的不協和を活用するポイント
繰り返し行うことが大切
「認知的不協和」は、一回きりで絶対的な効力を発揮してくれるタイプの恋愛テクニックではありません。
一回くらいもやもやを抱いたからといって、意識していなかったところからいきなり成就に持っていけないと言うパターンも少なくありません。
重要なのは、「認知的不協和」の過程で発生するもやもやを出来るだけ増やしていくことです。
その上で、相手のタイプに合わせた距離を縮めるサポートを繰り返すことです。
「自分は特別である」という意識を植え付けるのも良いでしょう。
相手にだけお願いごとをする、秘密の話をする、相談ごとをするなどの方法は、プライベートでそこまで距離が近くない相手にも実践しやすいですし、職場などの限定的なシチュエーションでも使いやすいテクニックです。
一緒にいることで関係を良好にする
「認知的不協和」を使用すれば、物理的な距離を縮めることから、恋愛の成就を進めることも可能です。
ギャップを見せて相手の中にもやもやを作りつつ、二人きりになれるシチュエーションや、ロマンチックな雰囲気が出来るようにしてみてください。
矛盾を埋めるために、相手の中で恋心が形づくられていく可能性が高まります。
まとめ
「認知的不協和」は、繰り返しのアプローチが非常に重要な恋愛テクニックのひとつです。
相手をよく観察し、もやもやと接近をうまく使い分けるようにしてください。
